丸紅ケミックスでは、『Ages ahead, forging ahead ～時代を先取りし価値創造で貢献します～』というスローガンの下、お取引様により良いサービスをご提供出来る様に努力して参りました。結果、2020年度は新型コロナウィルスの影響を最小限に抑え、過年度業績を上回る業績を収めることができました。これらは一重に、お取引先様を始めとする関係者の皆様方のご支援・ご協力の賜物と心より感謝申し上げます。
当社ではこの度、2023年度を最終年度とする中期経営計画（新・中計）をスタート致しました。本中計では、３つの目線「チャレンジ・貢献・協働」を設定し、既存ビジネスモデルの深化による収益力向上と中長期での爆発的成長に向けた「新たなサービス」・「事業」の創出にチャレンジ致します。また、社員エンゲージメントの強化や、この3年で大幅に増強した人材の育成と起用といった人材戦略にも注力して参ります。
ビジネス面では、DXを活用した物流システムの構築、当社ブランド商品の確立、アフリカや東南アジア等当社にとっての未開拓地域での新たな展開、環境配慮型素材の開発･販売、バイオ医薬品の安全性評価試験受託事業、事業投資など、お取引様及び市場のニーズに対応したサービス･商品･価値を社員が協働してご提供できればと考えております。
脱炭素や循環型経済等の社会課題やデジタル技術を活用した既存ビジネスの変革、所謂DXが急速に発展するなど変化の激しい時代に突入しています。当社は、このような市場の変化や社会のニーズをいち早く捉え（Ages Ahead）、創意工夫を凝らしてビジネスシーズを鍛え上げ（Forging Ahead）、お取引様への貢献と共に「筋肉質なビジネス基盤」の確立に向けた経営を目指す所存です。
今後とも変わらぬご愛顧の程を、心よりお願い申し上げます。
代表取締役社長 衣畑 雅寿
