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「ePlasもみ殻炭グレード」を新たにリリース

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「ePlasもみ殻炭グレード」を新たにリリース

~未利用資源の有効活用とプラスチック使用量削減を同時に実現~

 

弊社が展開する環境負荷低減を目的としたプラスチック代替素材「ePlasシリーズ」の第2弾として、新たに「ePlasもみ殻炭グレード」をリリースしました。

 

本製品は、未利用資源であるもみ殻を活用し、プラスチック使用量削減を目指すブランドオーナーや成型メーカーの皆様に向けた環境配慮型素材です。

 

「ePlasもみ殻炭グレード」の特徴

ePlasもみ殻炭グレード」は、大日精化工業株式会社との共同開発を通じて、未利用資源であるもみ殻を炭化したもみ殻炭とプラスチックを特殊製法で混合することで、廃棄資源の有効活用とバイオマス素材の活用、樹脂使用量の削減を同時に実現できる革新的な素材です。もみ殻炭を混合することで、もみ殻が含む多量の炭素を効率的に固定し(閉じ込め)、大気中の二酸化炭素の削減に貢献できることも大きな特徴です。

もみ殻炭を混合することで、もみ殻が含む多量の炭素を効率的に固定し(閉じ込め)、大気中の二酸化炭素の削減に貢献できることも大きな特徴です。

以上から、環境配慮型素材への転換を検討されている企業様にとって、持続可能な社会の実現に貢献する効果的なソリューションです。

 

  • 未利用資源の活用:農業廃棄物であるもみ殻を炭化し、廃棄物の循環利用を促進します。
  • 幅広い加工性:シート成形、射出成形など従来のプラスチック材料と同様に加工可能です。
  • 現状設備での使用:既存の設備や金型で対応できるため、導入が容易です。

 

本グレードは、「ePlasセルロースパウダーグレード」に続く第2弾として、持続可能な素材の選択肢をさらに広げる製品です。

 

アップサイクルコンソーシアムの設立

弊社では、環境配慮型素材の開発を通じて持続可能な社会の実現に貢献するため、「アップサイクルコンソーシアム」を2025年3月に設立しました。本コンソーシアムは、国内の企業や研究機関と連携し、廃棄物を有効活用した新素材の開発や実用化を推進する取り組みを行っています。

 

ePlasもみ殻炭グレード」は、このコンソーシアムの活動の一環として開発された製品であり、未利用資源のアップサイクルを通じて環境負荷低減を実現する具体的な成果です。業界全体での環境課題解決を目指し、さらなる素材開発が進められています。

 

アップサイクルコンソーシアムの詳細については、こちらをご覧ください。

 

もみ殻炭について

もみ殻炭は、丸紅株式会社と協働し、専用の炭化装置を用いることで製造時の二酸化炭素排出量を最小限に抑え、環境に配慮して製造されたものを手配しています。原料となるもみ殻は日本国内で年間約200万トン排出されており、炭化により有効活用するとともに、稲の成長過程で吸収した二酸化炭素を、難分解性炭素に変化させ、固定させることが可能となります。

丸紅株式会社は、もみ殻炭を農地や建材などに施用することで、地中や建築物への炭素の貯留(固定)を実現し、カーボンネガティブの達成や、製造及び輸送時に排出されるCO2をオフセットできるカーボンクレジットの創出も目指しています。

 

環境配慮型素材の未来に向け

ePlasもみ殻炭グレード」は、未利用資源の活用とプラスチック使用量削減を同時に実現する新たな選択肢として、ブランドオーナーや成型メーカーの皆様のニーズに応える素材です。
 

主原料のもみ殻炭.jpg   もみ殻炭 + PP.jpg

主原料のもみ殻炭    もみ殻炭 + PP

    

 【お問い合わせ先】
スペシャリティケミカル第一本部 冨士本

TEL :     03-4360-3338

E-mail:  Fujimoto-Kenji@marubenichemix.co.jp

 

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